今日は週末に開かれているという『のみの市(FLEA MARKET)』に行く。
 週末のマーケットは色々なところで行われているらしいが、まず地元客が多く生活に根ざした物を扱うというパディズ・マーケット(Padd's Market)と、旅行者に人気で洗練された雰囲気だというロックス・マーケット(The Rocks Market)の二つに行ってみることにした。

 パディズ・マーケットは、町の中心部近くのチャイナタウンのマーケットシティ−(アウトレットショップや飲食店などが入っているビル)の中で週末と、祝日に催される市。屋台のような小さな出店がたくさんあって、様々な商品(衣類やオモチャや土産物など)を売っている。中でも野菜や果物を売っている一角は、中国語や英語が飛び交い、熱いくらいの活気に満ちていた。
 出店を回ると、アボリジニの文化を伝えるみやげ品などもあったが、Taikiはとにかくブーメランを見ると嬉しくてしょうがない。模様が面白いのを記念に1つ買うことにした。白髪の店主はていねいに使い方を教えてくれたうえ、「電話番号をかいときなさい!どこへ行くかわからないからね。」とウインクして売ってくれた。子どもたちに腕時計を買おうと子ども用の時計を探していたら、様々なキャラクターの中に、遊戯王やアトム(アトムは色々な場所でTシャツなどもよく見かける)の腕時計などもあった。

 ビルの2階でお昼を食べる。ここでも日本食の店があった。本当にどこのフードコート(簡単なレストラン街)でも寿司は売られていて、とても人気がある。アジアの人達だけでない。お好み焼きをフォークとナイフで食べている白人のご夫婦がいると思えば、食べ慣れているのか器用に箸を使いこなす白人の女性もいる。

 休憩をした後、今度はそこから車で少し走り、ロックスへ行く。ロックスは、シドニー最初の入植地で、当時の労働者の住宅や宿屋などの古い建物を修復した観光エリアとなっている。
 シドニーの中心地(シティー)へつながるメイン通りの北端が、週末には歩行者天国となってテントがたくさん張られ、ロックスマーケットという市が開かれる。 こちらの市は、生活用品というよりも、手芸品、工芸品、アンティークなどが多く目についた。ペインティングの実演販売、アボリジニの楽器の実演販売、などがあって見て歩くのが楽しかった。

 帰り際に「どら焼き」という懐かしい文字が目に入って、思わず立ち止まると、日本人がやっている小さなお店がそこにあった。「今日でこの店はたたむんですよ。安くしますから、どうぞ買っていきませんか?」とのこと。梅干しやふりかけ、玄米茶など、思わず購入してしまった。店の主は40年もこの国に暮らしていらっしゃるらしい。 どこに移るのかと聞いたが、「近くに場所を探して、又お店を開きたいのですが・・。」という事で、移転先はまだ決まっていないらしい。どうか皆さんの願いがかなって、うまくいきますように・・。