One Smile, One Step!

«Prev | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | Next»

04/21/06: ペースダウン

Category: 日記

 回線つながって、インターネット可能になりました!!

 衣食住なんとか一通り揃ってきたので、あとは荷物を待つことにして、できる事をしながら、少しペースダウンしていくことに。

 今日は庭の大きなポプラの木が、葉っぱを落としているので、落ち葉を集めたり、相変わらず家具を(今日は本棚)組み立てたりして過ごした。山のようだった洗濯物も、コインランドリーで順番待ちをせずに、気兼ねなく洗えるので嬉しい。

 もう初秋で、紅葉している木々が多い。美しい季節だ。拾い集める落ち葉の香りが心地よかった。heart1

04/22/06: 警官に追われる?!

Category: 日記

 車が来て2日目。少し慣れてきたかな、と私が運転して、家族全員でIKEA(家具や料理道具などの店。大きな店舗で、一通りなんでも揃う。Rhodesショッピングセンターというのの一角にある)に向かう。

 道路を走っていると、「ピーポーピーポー」と何だか聞こえるので見てみると、後ろにパトカー。(どうしたのかしら?)と思って走っていると、どうも私の車に止まれと言っている様子。icon-eek まさかと思いながら左にウインカーを出して停車すると、本当にパトカーからおまわりさんが降りてきたではないか。(グラサンかけた、いかついポリスマン!)これはアリの行列よりもすさまじく「Oh!My God!!」状態である。icon-ga

 「・・・・・!・・・・・!免許証を見せたまえ!!」どうやら、後部座席にいる子どもたちが、シートベルトをしていないのを、窓から見て、交通違反だと言っているらしい。
 「スミマセン!」と、国際免許証を出して渡すと、すかさずHaruが、 
 「ワタシタチハ、コノクニニ、キタバカリデ、シラナカッタノデス!!ゴメンナサイ!」 
 「来たばっかりなのか。でも、これを守らないと、高い罰金を支払わねばならないんだよ。ヘイ、ボーイズ、君らは英語がわかるのかな?」
 「ホンノチョットダケ・・」
 「シートベルトをしないと車がぶつかった時、命を失うのだよ!気をつけたまえ!!まあ、今回だけはいいけど・・。」間髪入れずに笑顔で 
 「アリガトウゴザイマス!!コドモタチ、カナラズ、シートベルトヲ、ミンナ、シメマス!!!」  
 「それじゃ・・気をつけて運転したまえ 。」  助かった。icon-ase
 ドラマのハイウエイパトロールの警官のような、いかつくて、カッコイイお巡りさんだったけど、優しい人でよかった・・。

 韓国空港から飛行機に乗ってオーストラリアへ来る時、Haruに『オーストラリアでの運転の規則と概要』みたいな分厚い本を渡されて、読むように言われていたのだが、とてもじゃないが、そんな気にはなれず、一部を除いて結局読まずじまいだった。(あれ?Haruも読んでなかったのかな?)子どもはチャイルドシートに乗せること、と書いてあったのは見たけど、全員がシートベルトとは・・。だけど、チャイルドシートの事は言われなかったので、それはいいみたいだ。

 「ここにいると、だんだん強くなるかもね・・」とAiがぼそっとつぶやいた。

04/24/06: 怪しい中国人とイスラム美女の謎の微笑

Category: 日記

 朝晩は、かなり冷え込むようになってきた。この分だと、やはり暖房が必要なようだ。

 ところで明日はANZAC DAY (戦争記念日)で、早朝からパレードなどがあるらしい。第二次世界大戦で敵国、しかも本土に爆撃した日本に対しては、オーストラリアの戦争経験者で未だに恨みを持っている人もいるので、私達日本人は、居心地の悪い思いをする日である。ただ、『それは日本人というよりも日本のファシズムの責任』というような考え方を持つ人、『過去の事は過去の事』という人、もかなりいるようで、私達は過去の歴史を知って反省しながら、静かに過ごすという日にしようと思う。

 それはそうと、今日はAiの誕生日なので、お祝いをしなきゃ!それから、あまりにガラーンとした居間のフローリングの床ではくつろげないので(夜、ゆっくりしたい時間に、みんなで毛布にくるまりながら、床の上で意味のわからないテレビを見るというのでは、やはりあんまりリラックスできない・・icon-ase)、やっぱりソファーを買うことに決めた。
 明日は祝日なので、店も閉まるところが多いし、やはり買い出しに行こう!

 ということで、Haruも今日から大学に通う事にしていたが、3時頃迎えに行ってつきあってもらう。

 Targetというのが日用品が揃う店だというので、そこを探しに出かけた。近くの町のショッピングセンターの中にそれを見つけたのだが、ふと見るとピアノが置いてある店がある。
 なんと『TOKOYO PIANO』 という看板が出ているではないか!フラフラと入っていってみると、YAMAHAのピアノが数台置いてある。ついさわって見ていると、店の主人がこちらへ来て、「どうですか?」と聞いてきた。明らかにチャイニーズ。 「レンタルピアノはありますか?」と聞くと、「あなたは日本人でしょう?」と確認してから、レンタルは普通はしないが、日本人にはしてもいいのだと言う。 
 「このピアノだったらレンタル料はいくら?」と聞くと、今度は「YAMAHAのピアノは売るだけで、レンタルはしないのです。中国製か、韓国製のピアノしかレンタルはできません。」との事。 

でも、YAMAHAがやっぱりいいな、と思いながら、ここへ来て、ピアノには寮の学食以来、さわっていないので嬉しくなって少し弾いていたら、「どれがいいのですか?」と聞いてきた。いろいろ弾き比べて「これが好きです。」と言うと、「あなたはプロフェッショナルでしょう。いいです。YAMAHAのお好きなピアノをレンタルしましょう!」と言ってくれた!  
 こちらでピアノはレンタルをお願いするつもりだったが、ここで、送料(往復の)込みで、11ヶ月のレンタルを(少しまけてもらったりして)できたので、探し回る手間が省けた。しかも明後日には送ってくれるという! pen0-03 

 ・・と喜んでいたら、事態はそこでは終わらなかった。 その怪しげなチャイニーズ(言ってしまった・・アイムベリベリソリー!でも結局一体全体ここがどうして東京ピアノなのだか、わからなかったのです。ボスは大阪の日本人だと言っていましたが)、ミドルネームをASAHIというその人は「明日かあさっての夕方5時過ぎに、私のうちに来てくれませんか?」と言うのだ。 何事?と思ったら、「私は**大学から、中古のグランドピアノを買いました。でも、安かったし、良い物かどうかわかりません。どうか弾いてみて、良い物かどうかを教えてください。」と言うのだ。 取り計らいもしてもらったし、安くもしてもらったし・・これを断る訳にはいかないな・・と「じゃ、明日伺いましょう。」と承諾してしまったが・・?勿論明日はHaruにもついてきてもらうことに。

 さあ、ソファー。相変わらずIKEAに行って選ぶ。この店はスゥエーデンの家具メーカーなのだが、ここには無駄のないシンプルな家具や日用品がたくさん置いてある。なぜ安いかというと、セルフサービスが徹底しているからだ。
 商品を入れる大きな袋がそこここに置いてあり、客はそれにどんどん必要な物を入れていく。かなり広いので、疲れてくるが、押して歩けるカートなどもあるので便利だ。本棚や椅子など、運ぶのが大変な大きな物には、倉庫の中の位置を記入した札が貼ってあって、それを書き写してリストにしていきながら歩く。さて、リビング、ダイニング、そして・・と順路を行くと最後に倉庫にたどり着く。
ikeasouko1r

倉庫というのはこんなものか!と感動するほど大きな倉庫。屋根が高いし広い。そこに、大きな家具がずらっと箱に入っておいてある。「ええと、テーブルはBの18だから・・」と探して見つけたら、その箱詰めキットをカートに入れてレジまで行く、という寸法だ。  今日はソファーだったので、さすがにこれは組み立て式ではなく、カローラでは運べない。配送を頼もうとHaruがレジの人に聞いたら、なんとソファーまでレジに持ってこいというのだ。pen0-31
 そのお姉さんは大きな瞳のイスラム系美人で、Haruを覚えていたらしく「あら、あなたこの前も来たでしょ!」と満面の笑顔で言ってくる。「そうなんだけど・・。ところで、ソファーは重すぎて運べないですよ。」と言うと、クスクス笑って「え?そう?」冗談かと思ったらしい。でもこちらが本気だと知ると、「じゃあ、スタッフに頼んでみてね。フフフ・・」あくまで陽気だ。よっぽど力がなくておかしいと思っているらしい。確かに私達は非力で、(健康なんだから、三人掛けのソファーを抱えてカートに乗せて、それを押してレジまで行くのは当たり前でしょ。)という感覚にはまだまだ馴染めない。 
 近くのスタッフのお兄さんに頼んだら「いいっすよ。カート二つ持ってきたらやってあげますよ。」二人で顔を見合わせて走り出したのは言うまでもない。彼は事も無げに、ソファーを二つグイグイと押してカートに乗せ、「ありがとう!」と目を潤ませる私達に「なんてことないっすよ。じゃ!」と爽やかに去っていった。 そこで又あのレジのお姉さん。 「誰か手伝ってくれたの?・・よかったわ!じゃ、又来てね。」と又こぼれんばかりの笑顔!!明るい・・。

 その後、何とかアイスクリームケーキを見つけて買って帰って、誕生日のお祝いをした。ローソクはランプともどもいくらか買っていたので(電気が通ってないかもとか思った時期に)ケーキの横に置いて(結構それはそれでムードがでた)ハッピーバースデイーの歌♪
 クマのぬいぐるみを(心の友にしてくれるかもと思い)プレゼントしたら、喜んでくれてよかった。smilenew

04/25/06: ♪は国境をひょいと飛び越える!

Category: 日記

 今日はゆっくり過ごしたが、夕方約束通り、ピアノ屋のご主人の家に行ってみた。
 ワイルドライフに注意せよ!という看板のある、うっそうとした森の側で、静かな地域だった。家はとても大きくて(後で聞いたが5ベッドルームもあるそうだ)立派。
 ピンポーン・・と押そうとしたがベルがない!しょうがなくドアをトントン、ドンドン・・していたら奥さんが出てきた。ご主人はまだ帰ってきていないらしい。「昨晩、話を伺いましたわ。さあ、どうぞおかけになって・・」あっけらかんと明るい奥さんだ。ティーパックのお茶をだしてくれたので「日本茶ですか?」と聞くと「韓国のです」・・え?・・

 何とした事だろう、疑いもせずに中国人と思いこんでしまっていたが、彼(そして彼女は)韓国人だったのである。
 本当に、ちらっとも思い及ばなかった・・こうして、知らないうちに思いこんでしまっている事って結構あるのかもしれない・・。これは、自分が気づかないうちにつけているサングラスで世の中を見ているのかもしれない、といういい勉強になった。

 それはともかく、彼が帰って来て、「オー、プリーズ、インスペクト ディス ピアノ!」と早速ピアノを見せてくれた。 販売価格1千万以上の立派なコンサート用のグランドピアノだ。
 ひょんな事から破格の値段で手に入れたのだが、本当に良いものかどうか、あなたの意見を聞かせてほしいということだ。 柔らかさがもう少しあったら・・と思うが、クリアーでピン!と立った美しい音色である。というか、こちらは試すというより、しばらくぶりのグランドピアノが弾けて、ただ嬉しいという気持ちだったのだけど・・。鍵盤は象牙。その手ざわりと色合いは何ともいえない・・。

 「どうですか?忌憚のないご意見を!!」という彼の真剣な表情に、「本当に音色がクリアーで、パワーがありますね。」と言うと、これ以上の笑顔はない、というくらいの笑顔で「よかったー。」と言う。
 「ありがとう。たくさんの人が私の店には来るのだけど、素人にはこのピアノは弾かせたくない。あなたが来てくれて本当によかった!」「いえいえ、弾かせてくれてありがたいのはこちらです。楽しかったです。」
 奥さんのリクエストで『渚のアデリーヌ』を弾くと、こちらも喜んでくれてよかった。
 ただ、「このピアノは大切なので、誰にもさわらせないのです。」「娘さんに弾かせてあげたらいいのに・・。」「いやいや彼女はただの趣味だから・・。」と言うので「ピアノは、なるべくさわってあげた方がいい状態をたもてるんですよ。弾いてあげた方がピアノも喜ぶし・・お願いします。」と訴えずにはおれなかった。

 とにかく、「良い出会いができてよかった!」 という握手の後、彼の家を去った。怪しいなんて言って、ごめんなさい。奥さんも彼も本当にいい人で、ストレートに感情を表現する、生真面目といっていいほど真面目な方達でした。国が違っても、共感できることって結構あるし、結局はその人がどんな人なのかとか、どんなことを大切に思っているのかとか、そんなことが大切かな・・とつくづく感じた。

 「必ず、明日、ピアノは届けますから」「すみません、お金が間に合わなくて・・」「勿論後でオーケーです。」という事で感謝!!
 明日はうちにもピアノが来る!
 そういえば運送屋さんからも連絡があり、明日は日本から送った荷物も届くし、ソファーも届く。ついでに不動産屋さんに出した書類を見て、大家さんがいくつか修理をしてくれるらしく、修理の人も来るらしい。あとポップが来れば・・。 どうか元気にしていますように・・。

  

04/26/06: オーブンで大騒ぎ!

Category: 日記

 朝から次々と荷物が届く。

 ピアノは運送屋さんの後にご主人がついてきてくれて、運び込まれるのを見届けてくれていた。子どもたちが挨拶すると、ニコニコしていたが、後からなんと「子ども達には、まだ友達がいないんじゃないですか?知り合いの日本人を紹介しましょう。」と言ってくれた。なんて親切な・・。

 その後は電気屋さん。ピアスにcapの色白のお兄さんで、電灯とオーブンの問題を解決してくれた。オーブンは、ブレイカーがOFFになっていただけの事らしい。「よかった・・」とホッとした顔をすると「No Worry! No Worry!」(心配ないよ!)と笑顔。これまた助かった。

 ソファーを運んで来たのは浅黒い肌のお兄さん。やっぱり(そうではないかと噂していたら)一人で3人掛けのソファーを軽々と持ち上げて来て、二つ、ひょいひょいと運び込み、「じゃ!」と、風のように去って行った。

 最後は日通さん。子どもが先に応対したのだが、Taikiが、「日本語を練習してきたみたいよ」と私に耳打ちしてきた。「結構いっしょうけんめいやったみたい。」彼はこの国には日本人はいないと思っていたようだ。でも、どう見ても日本人でした。(又勘違いだったりして・・いやいやpen0-40) 段ボールを運びこむ丁寧さ、後にひとつもゴミを残さない気の配り方、最後に「段ボールがじゃまになるようでしたら、すぐに取りに伺いますので、ご連絡下さい。」という丁寧な、日本語!(久しぶりに家族以外と日本語で会話をした♪)なんだかホッとした。

 子どもたちも、馴染みの物が届いて、嬉しい様子。早速みんなで遊戯王カードをしていた。(Taikiが、カードが届いてあんまり喜んでるので)

 オーブンも動いたし、早速チキンを焼いていたら、突然「リーーーーーン」とすごい音!pen0-41しかも止まらない・・。耳がおかしくなりそうなほどの大きな音だ。天井の煙探知機が作動したらしい。換気扇を回し、ドアを開けるが止まりそうにもない。Aiがクッションを持ってきて「これで押さえて!!」と言い、Haruがテーブルに乗って、天井を押さえる。・・と、止まった!
 私は窓を開けようとするが、堅くて動かない。Shouが、「父ちゃん、オレが替わるから、開けてあげて」と言う。Haruがクッションを放した瞬間、又「リーーーーーン」。そこへサッとShouの手が押さえる。窓をようやく開けてもらって、空気をしばらく入れ換え、そうっとクッションを離してもらうと・・今度は大丈夫。

 いやはや大変な騒ぎだった。

 でも、この後、この日、きっとみんなが一番嬉しかった事が待っていた。
 それはご飯。当たり前のようだが、約三週間ぶりのご飯(白いお米を炊いた物)は本当に感動的で、みんなかみしめるように、味わっていた。pen0-02(炊飯器をくださったまいぽさん、ほんとにほんとにありがとう!!)10kg、9ドルのオーストラリア米(サンライズという中粒米で、小さくて細長い、何というかとてもさっぱりした味のお米)だったが、緊張の後だった事もあり、みんな、なんだか感動・・という面持ちでうっとりしていた。

 元気回復!・・かくして又明日への活力を養うのであった。pen0-06

 

«Prev | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | Next»